日本滞在中に日本の法令に反する犯罪行為を行った場合は法的な処分の対象になります。名古屋大学では、犯罪行為をした教職員や学生に対しては懲戒、除籍など厳しい措置を行ないます。
(1)麻薬等所持禁止
日本では、麻薬などの所持や使用・売買は禁止されています。「合法ハーブ」と称して売られている麻薬もありますが、これまで多くの事故が起きており、危険です。勧められても絶対に断わってください。一時帰国の際などに、空港で知らない人の荷物を預からないようにしてください。
(2)飲酒・喫煙の制限
日本では、飲酒や喫煙は20歳未満の人には禁止されています。集会などで20歳未満の参加者がいる際のアルコール提供には特に気をつけてください。
駅や公共施設あるいは大学内も禁煙場所が多いので、注意してください。名古屋市では、路上での喫煙を禁止している区域があり、この区域でたばこを吸うと罰せられます。
飲酒後の自動車、自動二輪車及び自転車の運転は、たとえ少量の飲酒であっても、法律違反となります。罰せられるばかりでなく、事故を引き起こす原因になり危険ですから、絶対に飲酒運転をしないでください。さらに、飲酒運転者の車等に同乗したり、運転者に酒を勧めたりしても、飲酒運転者本人とともに罰せられます。
(3)コンピューター犯罪関与の禁止
コンピューター・ネットワークを通じて著作権のある映画、音楽、ソフトウェア等を配布することは禁じられています。また違法にコピーされたソフトウェアや音楽、映画などには手を出さないようにしてください。
(4)日常マナー
店で買い物をする時、精算前の商品の包装を開ける、商品をポケットやカバンに入れるなどの行為は万引きとみなされます。また、電車など公共の場で、携帯電話で話したり大声で仲間と話したりすることは、迷惑行為とみなされますので気をつけてください。
日本は比較的安全な国といわれていますが、犯罪や事故など様々な危険があります。一人一人が危険に近づかないように注意して生活してください。
万一危険な目に合ったり、暴行などを目撃した場合には、すぐに警察(電話:110)へ連絡してください。また構内で危険な目に合った時などは、本部の守衛室(Tel:052-789-4917/2111)に知らせるか、近くの事務室へ知らせてください。
その他、犯罪に巻き込まれた場合やその心配がある時には、一人で悩まずに大学の相談窓口や警察に相談してください。
犯罪に巻き込まれないために(愛知県警察)
各学部・研究科等の担当係に届出てください。大学に連絡がある場合があります。
名古屋大学はごみの分別回収を行なっています。学内には、「可燃ごみ」、「不燃ごみ」「びん」「かん」「ペットボトル」などの分別回収用のごみ箱があります。
また生協の近くには「リサイクルボックス」「自動販売用空き缶回収機」が備えてあります。分別して収集されたごみは資源として活用されます。新聞・雑誌などは業者によって資源として回収され、コピー用紙など再利用できる古紙は回収してトイレットペーパーに再生し、再利用しています。ごみの資源化、減量化の促進のため、これらの回収容器を利用して、ごみを正しく捨ててください。
ごみの捨て方やルールについては、地域・自治体によって異なります。
名古屋市では、大きく分けて「可燃ごみ」「不燃ごみ」「資源ごみ(プラスチック製容器・紙製容器・ペットボトル・空きびん・空き缶)」「粗大ごみ」に分別しています。
ごみは、指定のごみ袋(有料)に入れて、決められた時間・場所・曜日に出す必要があります。動物がゴミを荒らすこともあるので、前日の夜に出してはいけません。
新聞や古紙、段ボールなどを捨てる場合は、各戸収集は行われないので、集団回収やリサイクルステーションを利用してください。
詳しいルールは、名古屋市が作成したこちらの動画や、名古屋市のホームページを確認してください。
日本のトイレには洋式タイプ(スタンダードなタイプ)と和式タイプ、2種類あります。
ほとんどが洋式タイプのトイレですが、学内や古い施設などでは和式タイプのものもありますので、参考にしてください。
こちらから、イラスト付きのものが確認出来ます。(クリックすると拡大されます。)