暮らしのルールとマナー
日本の法令遵守
日本滞在中に日本の法令に反する行為を行った場合は、法的な処分の対象になります。また、名古屋大学では、犯罪行為をした教職員や学生に対して懲戒、除籍など厳しい措置をとります。
- 麻薬等所持禁止
麻薬などの所持、使用、売買は一切禁止されています。
「合法ハーブ」と称される麻薬もありますが、これまで多くの事故が起きており、危険です。勧められても絶対に断わってください。
空港で知らない人の荷物を預からないようにしてください。
- 飲酒・喫煙の制限
飲酒や喫煙は20歳未満の人には禁止されています。集会などでのアルコール提供には気をつけてください。
名古屋市では、路上での喫煙を禁止している区域があり、この区域で喫煙すると罰せられます。大学内にも禁煙場所が多くあります。
飲酒後の自動車、自動二輪車及び自転車の運転は、たとえ少量の飲酒であっても、法律違反となります。罰せられるだけでなく、事故を引き起こす原因となり危険です。さらに、飲酒運転者の車等に同乗したり、運転者に酒を勧めたりしても、飲酒運転者本人とともに罰せられます。
- コンピューター犯罪関与の禁止
著作権のある映画、音楽などのコンテンツ、ソフトウェア等を違法にコピー、配布、使用することは禁じられています。
安全のための注意事項
日本は比較的安全な国といわれていますが、一人一人が危険に近づかないように注意してください。
- 名古屋市でもひったくり事件が多発しています。学内でも建物の内外を問わず、盗難がありますので日頃から気をつけてください。
- 知らない番号からの電話に応答したり、見知らぬ人の訪問にはドアを開ける必要はありません。室内にいる時も鍵やドアチェーンをかけておきましょう。
- 詐欺、悪徳商法、ストーカー行為などの被害にあわないためにも、安易な誘いの言葉に応じないよう、また安易に個人情報を教えないようにしてください。オンライン上での取引や、ネットオークション等による個人売買でのトラブルも増えていますので、十分気を付けてください。
- 知らない人から親切に話しかけられて、集会などに誘われることがあるかもしれません。しかし、実は反社会的な活動をする組織への加入や不法なアルバイトへの勧誘であったり、物品を売りつけられて多額の支払いを要求される場合があります。大学内でもこのような活動が行なわれることがありますので、十分注意してください。
万が一危険な目にあったり、暴行などを目撃した場合には、すぐに警察(電話:110)へ連絡してください。また大学内で危険な目に合った時は、大学の守衛室(Tel:052-789-4917/2111)に知らせるか、近くの事務室へ知らせてください。
その他、犯罪に巻き込まれた場合やその心配がある時には、一人で悩まずに大学の相談窓口や警察に相談してください。
▶ 犯罪に巻き込まれないために(愛知県警察)
財布、キャッシュカード、携帯電話、身分証明証等の紛失
- 紛失後、すぐに探しても見つからない場合は、銀行や関連会社に連絡をし、サービスの利用停止の手続きをし、最寄りの警察署や交番に届けてください。
- 学生証を紛失したら、各学部・研究科等の担当係で再発行の手続きをしてください。
- 在留カードの再発行については、出入国在留管理庁のぺージを参照してください。
名古屋大学のゴミの扱いについて
学内には「可燃ごみ」「不燃ごみ」「びん」「かん」「ペットボトル」などの分別回収用のごみ箱があります。
また生協の近くには「リサイクルボックス」「自動販売用空き缶回収機」が備えてあります。ごみの資源化、減量化の促進のため、これらの回収容器を利用して、ごみを正しく捨ててください。
名古屋市のゴミの分別について
ごみの捨て方やルールについては、地域・自治体によって異なります。
ごみは、指定のごみ袋(有料)に入れて、決められた時間・場所・曜日に出す必要があります。
動物がゴミを荒らすこともあるので、前日の夜に出してはいけません。
名古屋市のごみの捨て方の詳しいルールは、名古屋市のホームページを確認してください。
日本のトイレの使い方について
日本のトイレには洋式タイプ(スタンダードなタイプ)と和式タイプ、2種類あります。
ほとんどが洋式タイプのトイレですが、学内や古い施設などでは和式タイプのものもありますので、参考にしてください。
こちらから、イラスト付きのものが確認出来ます。(クリックすると拡大されます。)
洋式タイプのトイレの使い方
- 便座のシートの上に座ってご使用ください。ふたが閉まっている場合は、ふたを開けてからご使用ください。
- トイレットペーパーはゴミ箱などに入れず、便器の中に捨て、流してください。
※トイレットペーパー以外の紙やティッシュは絶対に流さないでください。トイレの故障の原因になります。
- 使用後はレバーを引くまたはボタンを押して、水を流してください。
和式タイプのトイレの使い方
- 便器を両足でまたぐようにしゃがんで(スクワットスタイル)ご使用ください。後ろ向きに使用しないようご注意ください。(穴がある方が前。)
- トイレットペーパーはゴミ箱などに入れず、便器の中に捨て、流してください。
※トイレットペーパー以外の紙やティッシュは絶対に流さないでください。トイレの故障の原因になります。
- 使用後は前方にあるレバーを下向きに押して、水を流してください。