出発前の準備

下記のフローを参考に、入学までの準備を万端にしておきましょう!

パスポート
査証(ビザ)
在留資格認定証明書の取得
名古屋大学で留学生として学ぶためには必ず「留学」の査証が必要です。
パスポート・査証(ビザ)・在留資格認定証明書」のページを参考にして準備を始めてください。

なお、パスポートについては、持っている場合でも有効期限が切れていないか確認してください。また、国費外国人留学生については在留資格認定証明書は必要ありませんのでご注意ください。
住居・宿舎を決める 留学中に住む場所を検討します。
【大学の宿舎】
新たに日本に入国した留学生で条件を満たせば、大学の宿舎に住むことができます。入学前の決められた時期に申請が必要となりますので、情報をしっかり確認してください。どの宿舎に入居となるかは大学が決定します。各宿舎の詳細は「宿舎」のページをご覧ください。

申請先:所属予定の学部・研究科の事務室
申請時期:1月(4月入居)または7月(10月入居)
入居期間:原則6ヶ月間~1年(奨学金の有無・種類・宿舎によって異なります)
* 入居できる日時を事前に確認しておいてください。
* 宿舎に荷物を送る場合は、入居者の到着後に荷物が届くように手配してください。

【民間のアパート】
多くの留学生は宿舎の入寮期間が6か月間~1年間で、宿舎退去後は、別の住居を探す必要があり、最初から民間アパートに入居する学生も多くいます。民間アパートの探し方、注意点についてはこちらをご覧ください。
フライトの手配 【国費外国人留学生】
指定された旅行会社が手配をしますので、旅行会社もしくは大使館/領事館の担当者から連絡がありましたら、指示に従ってください。

【私費外国人留学生等】
フライトを各自で手配しますが、宿舎へ入居する場合は、入居できる日時を事前に確認した上で日程を決めてください。
Visit Japan Webに登録する 日本に入国する前に入国手続オンラインサービス「Visit Japan Web」に必ず登録するようにしてください。 このサービスを利用すると、入国時の入国・税関、そのほかの手続きをオンラインで行うことができ、とても便利です。

経済的な計画を立てる 生活費がどのくらいかかるか事前に確認しておきます。
【学生生活費の目安(単身者,1か月)】
項目 金額
授業料 44,650円(535,800円/年(2023年度))
(正規学生の場合、ただし国費留学生は免除)
家賃(アパート) 約35,000~60,000円
光熱費 約10,000円
通信費 約1,500~6,000円
食費 約45,000円
その他 交通費・書籍代・文具代など
また、銀行口座の開設には時間がかかりますので、入国後2カ月程度は手元の資金で生活ができるように準備をしてきてください。さらに日本国内でクレジットカードを利用したい場合は、来日前に自国で作ってきてください。日本でクレジットカードの連帯保証人を探すことはとても困難です。
通信手段の確保 インターネット接続状況は宿舎により異なりますが、個人の部屋でインターネット接続契約が出来ます。費用は個人で負担しなくてはなりません。名古屋大学生は、学内でコンピューターや無線LANサービスを無料で使用することができますが、コンピューターの台数には限りがあり、すべてが24時間利用できるものではありません。それらのサービスを利用するにはユーザーIDが必要で、入学後に所属学部/研究科より通知がされます。渡日後すぐには使用できませんので、プリペイドSIMカードなどを本国で事前に準備する、もしくは空港で購入するなど、渡日後数日間のインターネット環境を確保することをお勧めします。
入国後の交通について確認 空港から名古屋市内への移動手段とルート、所要時間の確認をします。大きな荷物を持って新幹線を利用する場合は、追加料金がかかる場合がありますので、事前にこちらから確認しておきましょう。また、その他公共交通機関を利用する場合は、乗車券の購入に現金を用意しておくのが便利です。

乗り換え・ルート検索:
Japan Transit Planner(多言語対応)
駅探 ekitan(日本語のみ)
名古屋市交通局(多言語対応)

※空港での入国手続きには、到着時間によって予想以上に時間がかかることがあります。電車やバスの予約に間に合わないこともありますので、時間に余裕をもって準備しましょう。特に夕方や夜間に到着する人は、到着が遅れることも考えて、空港の近くに宿泊場所を確保するなど十分な計画を立ててください。
入国後のスケジュールの確認 渡日後すぐに重要な行政手続きがありますので確実に行うようにしてください。その他、大学での手続きやイベントの案内がありますので、各学部/研究科からの指示に従ってください。
保険への加入の検討 渡日後、留学生のみなさんは国民健康保険に加入することになりますが、それだけでは十分でない場合があります。万が一賠償責任を負うことになった場合や大きな事故などの緊急事態にも備えて、学生保険に加入することを強くお勧めします。
持ち物 ご自身に特別に処方された薬を服用している場合、同じものが日本国内で手に入らないこともあります。また、特別な薬を国内に持ち込む場合は事前の許可が必要となることもありますので、本国のかかりつけ医などに相談しておきましょう。
また、健康上や宗教上の食事制限がある人は、生活に慣れるまで数日分の食料品を持参することをお勧めします。(ただし、肉製品や果物・野菜等については持ち込むことができません。間違って持ってくると厳しく処罰される場合がありますので、十分注意してください。詳細はこちら。)
その他、民族衣装や民芸品があると留学中に国の紹介をする際に便利です。
緊急連絡先の確認 各学部/研究科には留学生を担当する部署や教職員が配置されています。日ごろからよくコミュニケーションをとるようにして、何かあったときにすぐに連絡が取れるようにしておいてください。各学部/研究科の連絡先はこちらです。