給付型奨学金は生活の支えになると同時に、日本での勉学・研究に専念できる環境づくりの一助となります。国費外国人留学生制度、私費留学生向けの学習奨励費などの奨学金、大学推薦の民間諸学金の他、学生が直接応募ができる給付型（一部貸与型あり）民間奨学金などがあります。奨学金の相談は、教務課で受け付けています。
また、奨学金についての詳細情報は、こちらの日本学生支援機構（JASSO）のウェブサイトにわかりやすく掲載されていますので、参考にしてください。
日本政府文部科学省より支給される奨学金です。応募方法は、大使館推薦、大学推薦及び国内採用（近年募集なし）の3種類です。自分の国から入学前に応募できる方法は、在外公館から推薦を受ける「大使館推薦」と大学から推薦を受ける「大学推薦」です。
日本政府文部科学省より支給される奨学金です。学業、人物ともに優れ、かつ経済的理由により修学が困難である者に対して、学習奨励費を給付するプログラムです。大学からの推薦により採用者を決定します。
給付金額：月額48,000円
詳細はこちらをご覧ください。
名古屋大学では、博士人材育成に向けて、博士課程学生への様々な支援を行っています。
その一環として、将来の社会に貢献できる博士人材の育成を目的とし、「東海国立大学機構メイク・ニュー・スタンダード次世代研究事業」を実施しています。本事業では、優秀な学生に対して経済的支援を行うことで、研究に専念できる環境を用意し、さらには自身のキャリアデザインを通した社会への貢献の具体化を促します。
※もし民間奨学金との同時受給を考えている場合、必ず事前に奨学金財団に確認をしてください。多くの奨学金財団は、併給（同時受給）についての条件を設けています。
博士後期課程学生による研究室、研究紹介動画はこちら。
その他の経済支援はこちら。
民間奨学金には大きくわけて2つ、大学を通じて応募するものと、留学生が直接奨学金財団へ応募出来るものがあります。
名古屋大学内で選考をし、候補者を推薦している完全給付型の奨学金は約70ほどあり、期間は1年～最短修業年限まで、月額15,000円～200,000円程とそれぞれ条件が異なります。
大学推薦の奨学金については、奨学金財団から大学に直接募集があり、まず各部局で候補者の選考を行います。興味がある方は、所属部局の教務課までお尋ねください。
留学生が自分で直接応募出来る給付型民間奨学金の一覧です。応募にあたっては、下記の点を遵守してください。
なお、応募する際は、必ず所属の教務課までお知らせください。
大学宛てに案内がある直接応募の奨学金については、こちらの学内専用掲示板にも情報を掲載しています。
| 財団名 | 募集時期 | 対象・条件等 |
|---|---|---|
| 伊藤国際教育交流財団 | 10月頃 | 博士前期課程 |
| イノアック国際教育振興財団 | 10月頃 | 特になし |
| 岩谷直治記念財団 | 12月頃 | 大学院生 出身国の指定あり 研究分野の指定あり |
| ウシオ財団 | 4月頃 | 大学院生 中国籍 |
| 大塚敏美育英奨学財団 | 3月～4月頃 | 研究分野の指定あり |
| 佐藤陽国際奨学財団 | 春募集：12月頃 秋募集：7～9月頃 |
学部2年生以上 大学院生 国籍の指定あり |
| 青峰奨学財団 | 4月頃 | 学部2年生以上 韓国籍 |
| 千本財団 | 6～8月頃 | 学部2年または3年生 国籍の指定あり |
| 東華教育文化交流財団 | 11月頃 | 学部3年生以上 大学院生 中国籍（台湾・香港・マカオ出身含む） |
| 東急財団 | 9月頃 | 大学院生 国籍の指定あり |
| 徳洲会国際奨学財団 | 10～11月頃 | JLPT N2以上 |
| 似鳥国際奨学財団 | 上期：7～11月上旬頃 下期：1～5月上旬頃 |
JLPT N3以上（目安） |
| 日中友好協会アリアケジャパン奨学金 | 11月頃 | 大学院生 社会科学系 中国籍 |
| 日本台湾交流協会 | 8～10月頃 | 大学院生 学部4年生 他 台湾籍 |
| バロック村井博之財団 | 4～5月頃 | 特になし |
| 服部国際奨学財団 | 春季：3月頃 秋季：9月頃 |
学部生：25歳以下 博士前期：32歳以下、博士後期：35歳以下 |
| 朴龍九育英会 | 10月頃 | 大学院生 GPA3.5程度以上 |
| 本庄国際奨学財団 | 春採用：9～10月頃 秋採用：4月頃 |
大学院生 |
| マブチ国際育英財団 | 3～4月頃 | 学部1・2年生 国籍の指定あり（アジア諸国） JLPT N2以上（目安） |
| More Jobs Better Lives公益財団法人 | 1年に4期あり ※詳しくはHPを確認のこと |
国籍の指定あり 研究分野の指定あり |