勉学・研究

履修登録や試験、成績は学部・研究科、学年によって手続きが異なります。もしこれらについて質問がある場合は、各学部・研究科の担当係に尋ねましょう。ここでは留学生の皆さん全員に共通する項目についてのみ説明します。

1.指導教員

学生生活・研究上の悩みや問題が生じた時には、指導教員に相談することができます。学部・研究科によってはオフィスアワーを設けているところもありますが、オフィスアワーがない場合は、事前に面談の予約を取りましょう。
詳細は各学部・研究科などの担当係に尋ねてください。

2.留学生担当教員(国際化推進教員)

各学部・研究科には留学生を支援する留学生担当教員(国際化推進教員)がいます。学生生活や研究、進路に関することはもちろん日常生活などの幅広い相談に対応します。
学部・大学院研究科の留学生相談教員はこちらから確認してください。

3.学業や試験における不正行為

大学では日々の勉学や研究の成果を発表するために、プレゼンテーションを行ったり、レポートや研究論文を提出したりする機会がたくさんあります。その際、他人の文章や考えを不適切な方法で借用や引用すると「盗用・剽窃行為」とみなされ、罰則の対象になりますので十分注意してください。主な不正行為には以下のものがあります。

大学では研究倫理や、論文執筆方法などに関するセミナーを多数開催しています。積極的に参加して、適切な勉学や研究方法を身につけましょう。
一例:名古屋大学ライティングセンター(名Writing)

4.生成AIの利用について

生成AIツールの普及と拡大により、PC上で簡単なコマンドを入力するだけで、質問への回答、文章の作成、そして描画まで行ってくれるようになりました。こうした生成AIの利用は学生の皆さんの勉学や研究を効率的にまたクリエイティブにサポートしてくれるものですが、その便利さに伴うリスクもあります。例えば、学業における不正や個人情報の漏洩、そして自ら考えるという行為を避けてしまうことなどが挙げられます。大学は、生成AIの利用に係る考え方について随時発信していきますので、学生の皆さんも生成AIを正しく理解・判断して活用するようにしてください。
名古屋大学「生成AIの活用について

5.チューター

原則として渡日後1 年間(学部学生は入学後2 年間)、教育・研究について個別の課外指導を受けることができます。必要な条件を満たしていれば、留学生が他の留学生のチューターになることも可能です。詳細は各学部・研究科等の担当係にたずねてください。

チューターハンドブック(2017年度版)
※このハンドブックは2017年時点の情報です。内容が古い箇所がありますので、最新の情報を必ず確認してください。(チューター時間数の変更点はこちら。)

6.ティーチング・アシスタント(TA)

TA は科目教員の指示の下、決められた授業の補助を週2時間から10時間程度行います。博士前期課程(修士課程)の学生は学部授業のTA に、博士後期課程(博士課程)の学生は学部と大学院授業のTAに応募することができます。応募方法などの詳細は、所属する学部・研究科の事務室までお尋ねください。