言語教育センターでは学内外の多用な日本語教育のニーズに応えるために、次のような日本語教育プログラムを開講しています。
開講期間:春学期(4月~8月)、秋学期(10月~2月)
各プログラムの詳細は、こちらをご覧ください。
名古屋大学に在籍する外国人留学生等を対象とし、日常生活と大学での研究活動に必要とされる日本語の運用能力を伸ばすことを目的とします。名古屋大学の留学生(学部生・大学院生・研究生)・特別聴講学生・特別研究学生・短期留学生が受講できます。その他名古屋大学の外国人研究者等で、言語教育センター長が適当と認めた者も受講できます。
初級はゼロスタートから3つのレベル、初中級は1つのレベル、中級は2つのレベル、上級は1つのレベルの計7つのレベルのコースがあります。初級と初中級レベルでは、各コース週3回のクラスがあり、中級と上級レベルでは、5つの技能別クラス(文法、作文、会話、読解、聴解)から選択できます。これ以外にアラカルトの選択クラスも設けられています。受講を希望するものは、プログラム開始前にレベル分けテスト(プレイスメントテスト)を受け、その結果によって、各コースに配置されます。
春学期は3月中旬に、秋学期は9月中旬に登録サイトにて申し込みを受け付けます。受講を希望する者は、所定の期間内に、必ず登録手続きを行わなければなりません。
日本語研修プログラムには2つのコースがあります。
(1)日本語研修コース(初級日本語特別プログラム)(Elementary Japanese Course, EJ)
このコースでは、これまでに日本語を全く学習したことのない外国人留学生を対象とし、今後日本の大学での研究・学習を進めていく上で必要となる日本語を理解する力、日本語で表現する力の基礎を身に付けます。6か月間のコースで、受講者は大使館および大学推薦による国費研究留学生、教員研修生に限ります。
(2)日本語・日本文化研修コース(上級日本語特別プログラム)(Advanced Japanese Course, AJ)
このコースでは、10月から翌年9月までの12か月間に30週に渡って上級日本語、日本事情、日本文化に関する講義を受けて、研究活動を行います。本研修プログラムの受講や研究活動はすべて日本語で行われます。受講者は大使館および大学推薦による国費留学生(日本語・日本文化研修留学生)です。
学部に在籍する留学生を対象に、日本語の文章力及び口頭能力の向上を目指しています。授業ではアカデミック・スキルの向上を図ると共に、日本人学生や教員とのコミュニケーション能力の育成や、日本社会・文化に対する理解を深めることを目標としています。
名古屋大学短期交換留学受入れプログラム(Nagoya University Program for Academic Exchange - NUPACE)所属の留学生を対象とし、日常生活はもとより大学での研究活動に必要とされる日本語の運用能力を伸ばすことを目的としています。
2週間集中の日本語プログラムです。海外協定校の中級レベル以上の学生を対象にしています。日本語学習だけではなく、文化体験、学生交流などの幅広い活動が用意されており、日本の文化・社会について理解が深められます。また、専門講義やラボ見学を通して、名古屋大学の教育、研究活動を体験することもできます。